この日曜日は、日帰りで和歌山に飛び、和歌山児童合唱団の演奏会を聴いてきました♪♪
総勢100名を超え日本を代表する児童合唱団の演奏会、演奏ももちろん素晴らしく、それぞれのステージで違った良さがあったのですが、個人的に一番印象的だったのは「この合唱団はこの地に根ざし、しっかりと愛されているんだな」という事でした。
・・・・・ <プログラム> オープニング 心から心へ ー和歌山児童合唱団 団歌ー
1. 『小学生のためのソング&コーラス 美鈴こゆき作品集「Let's Sing a Song」』より ……少年少女の部 2. 『The Easter Festival』……団員
Pueri, concinite (Jacobus Gallus) / Ave Regina coelorum (Josef Rheinberger) / Miserere mei (Ko Matsushita) / Ave Regina coelorum (Ko Matsushita) / Tota pulchra es (Ko Matsushita) 3. 『かんかんかくれんぼ』(信長貴富)『ことばあそびうた』(松下耕)『てんてんてまりうた』(信長貴富)……特別団員 4. 『この星の上で』(松下耕) ……団員
エンディング 『ビリーブ』『さんぽ』『世界がひとつになるまで』『翼をください』
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開演前、ホールは、開場と共にたくさんのお客様で溢れ、誰もがその演奏を心待ちにしていました♪
久しぶりの再会を喜ぶ卒団生と思しき若者たち、お子さん連れの親御さんたち、もう何年も何十年も演奏会に足を運んでらっしゃるであろうご年配の方々、年代の違う多くの方が、一つの合唱団の演奏会、音楽を媒介にして自然に集まる。 とても印象的で心暖まる光景でした。 演奏中も、多くのお子さん達がリラックスしてその演奏を楽しんでいました。未就学のお子さんが途中でぐずりだすと、親御さん等がそっとホールの外に連れて出るのですが、そういった姿もとても自然。 「決して入場を制限することはせず、迷惑のかからない範囲で音楽を楽しんでもらい、困ったことがあれば周りもサポートする」そういった形が自然と出来上がっていたのが、とても微笑ましかったです。 また、エンディングステージでは、新入団員や希望者と一緒に歌うという企画でなんと40人ものメンバーが参加!! 今後の活動も安泰ですね♪
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もちろん、聴衆と合唱団がここまでの関係性を築くまでには、先人の皆さんの絶え間なく、数え切れない努力があったのだと思います。 58回に渡り受け継がれてきた「伝統」と、その要所要所で発生したであろう「変革」というものもきっとあるのでしょう。 今回の演奏会を通して、合唱団としてのあり方、演奏会としての形について、上で挙げた以外にも多くの示唆を貰いましたが、一番の収穫は「私たちもこんな風に愛される団体になりたいな」という思いを強くしたことです。
実際のところ、東京という都市はあまりに大きく、「地域に根ざした活動」を展開するには大きな壁があることも事実です。
でも、そんな中でも、多くのお客さま、私たちの演奏を聴いて頂く方々に愛される団体でありたい、という意思を新たに持つことができました♪♪
旅の帰りがけに和歌山城に寄ると、敷地内の公園で「わかやまマジカルミュージックツアー」というイベントも♪♪
ここでもジャンルは違えど、地域の皆さんに愛されているミュージシャンの演奏を、美味しいご当地料理と共に味わうことができました♪
と、まあそんなわけで、心も体も満腹になる、楽しい和歌山旅でした♪♪
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《室内合唱団 VOX GAUDIOSA は 松下耕先生のもと、東京都内で毎週土曜日夜に活動をしている一般合唱団です♪現在、絶賛団員募集中です♪♪》